デミオの板金塗装実例

デミオの板金塗装例をアップしました。
2日という短時間での修理
修理期間はなんと2日間。
今回の修理に関しては2日での作業となりました。
すぐにご自身の車を使いたいとお考えの方にも安心ですね。
(※修理期間は車両の状況を確認させていただいてお見積)
良心的な価格設定
今回の例では45000円での修理となっています。
競合他社では7万円前後と2/3の価格を実現しました。
(※修理価格は損傷状況により変動致します)
これも専門スタッフをしっかりと弊社が抱えているからこそ出来る強みです。
損傷部分は丁寧な確認から
丁寧な確認作業は短時間での修理、低価格を実現している理由です。
車はパーツの組み合わせで作られています。
どのパーツがどのようなダメージを負っているかを確認するのです。
それは組み合わさったパーツがどれだけキズついているかも含まれています。
板金塗装とは、傷付き凹んだ部分のパーツを成形し直す作業。
現状の確認作業をしっかりと行うことで、最少の補修作業で済みます。
結果的にお客様の短期間、低価格に貢献出来るようになりました。
1. キズ確認作業
キズ確認作業
キズの箇所からパネル全体を作業前に確認します。
ここで作業方向性を間違えないように慎重に確認します。
2. 部品脱着
部品脱着
こちらのお客様の車輌ですと左RフェンダーとRバンパーの際にまでヘコミが及んでいた為、作業効率を考慮しバンパーを外してからの作業を行う事にしました。
板金作業はありのままの美しくさへの探求
そのままの曲線美を職人の手で直す作業は裏打ちされた技術の結晶です。
車に直線的なパーツはほとんどありません。
どのパーツも曲線的です。
しかも車の曲線は空気抵抗効率やデザイン性を追求したフォルムをしています。
車のフォルムは一見すると分かりませんが、とても複雑な形状をしているのです。
凹みやキズを元の形状に治すには、元のデザインの意味を理解し、すぐれた立体認知力が元のフォルムをイメージ出来なければなりません。
そして塗装を塗りおえた時の最終形デザインイメージ、デザインセンスも求められるのです。
総合的なセンスを駆使し、車を直す作業は職人でしか出来ない作業なのです。
3. 鈑金作業にて成型
鈑金作業にて成型
衝撃箇所を中心に衝撃が及んでいる範囲の塗装を剥離します。
スライディングハンマーを使用しパネルを粗出し成型をおこないます。
4. 鈑金パテにて成型
鈑金パテにて成型
鈑金パテを使用し粗出し部分の成型を行います。
近赤外線照射機ドライフィニッシャーで乾燥させます。約15分間です。
5. サフェーサー
サフェーサー
鈑金パテで成型した箇所に下地塗装になるサフェーサーを吹き付けます。
この作業によって、表面塗装前に、より細かな成型をします。
6. Rバンパー補修1
Rバンパー補修1
Rバンパーのスリ傷補修も同時に依頼をされていた為外しておいたRバンパーを取り付けてから補修箇所をサンディングを行い成型します。
7. Rバンパー補修2
Rバンパー補修2
その後に同手順によりサフェーサーを吹き付けます。
8. 目張り作業
目張り作業
車輌をサンディングルームから塗装ブースに移動させます。
Rフェンダー、Rバンパーの表面塗装の為、目張り作業を行いました。
今回は、Rバンパーの内側も塗装するためRゲートを上げて目張りをします。
9. 表面塗装
表面塗装
外資系塗料により表面塗装です。
当社の塗装ブースはプッシュプル方式を採用しており、天井より取り込んだ外気を床面に押し出します。
それと同時に床面よりモーターによって空気を引っ張ることによりブース内の空気の流れを制御します。
これによって塗装面にゴミが付着するのを防ぎます。
またブースから排出される空気は何重ものフィルターにより塗料を付着させます。表面塗装が終わるとブース内の温度を70度に設定し、焼付け乾燥を約50分間行います。
10. 完成
完成
目張りを綺麗に剥がして完成です。
今後とも敬友自動車をよろしくお願いいたします。
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